歯科医師１７年目を迎える今の想い、今大切にしていること☆

こんにちは、神保町タワー歯科・矯正歯科の越智です。

２０２４年４月で私の歯科医師キャリアは１７年目を迎えようとしております。

少し、私の歯科医師人生を振り返ってみようと思います。長文になります。ご容赦くださいませ。

卒業したての頃、約２０年前はまさしく歯科界はインプラントバブルでした。

歯を失った部分の治療の選択肢の一つとして非常に有効な手段の一つではありますが、インプラント自体が目的ではありませんので、正しい使用方法を選択しなければ、良い結果は得られません。

そのために、私はかみ合わせの勉強を１番の軸に行ってきました。かみ合わせをよくするための手段としての、虫歯の治療、歯周病治療、セラミック治療、インプラント治療、部分矯正治療を学んできました。

卒後１０年までは、かみ合わせが崩壊してしまった患者様（４０代から６０代の方々）に対して、全顎的な補綴治療（セラミックや、銀歯をもちいて全体的にかみ合わせを治す治療）を行うことをメインに行ってきました。

しかし、１０年前くらいから、『そもそも、かみ合わせが崩壊しないようにするために必要なことは何か』を考えるようになり、同じタイミングでインビザライン治療と出会いました。

そもそも２０代から３０代のうちに正しい矯正治療介入をしていれば、かみ合わせの崩壊を防ぐことができる可能性が高くなることに気づき、予防的にも、審美的にもとても重要であることに気づくとともに、とても大きなやりがいを感じるようになりました。

その後、周りよりも早くインビザライン治療に携わることで、インビザライン治療の魅力を伝える講演活動を始めるようになりました。

インビザライン治療はマウスピース矯正装置のひとつのシステムであります。

当院の口コミを診て頂ければお分かりかと思いますが、みなさま総じてご満足していただいている方が多くいらっしゃることを実感できます。もちろん慣れるまではストレスがあるかと思いますが、ちゃんと治したいという想いがあれば必ず乗り切れることと思います。

スタッフ一同嬉しい口コミが多く、とても嬉しく思います。

時にはご満足いただけない患者様もいらっしゃいますが、当院ではすべての患者様にご満足いただけるように治療説明を丁寧に行うように努めております。至らない点があれば、ご遠慮なくお申し付けください。

いまでは矯正治療が大好きな一般歯科も行う、ある意味稀少な歯科医師として、多くの場で講演させて頂く機会が増えてきました。

今後も本当に患者様にとって最も有益な歯科治療手段の選択についてはお伝えし続けていこうと思います。

２０代から３０代の患者さまへの早めの治療介入を行うことでよいお口の環境を整えることが可能となりました。

ムシバの治療を永遠に行うことよりも虫歯の治療をしなくてすむ状態を作り、予防に取り組むことに多くの喜びを感じるようになりました。

そこで、最近思うことは、原点回帰で、『なぜ虫歯になるのか、なぜかみ合わせがわるくなるのか』ということに対するアプローチです。

そこで当院では０歳からのムシバ予防☆生涯ムシバ０を目指しましょう！！

当院のスタッフはこの基本理念に基づいて行動してもらっております。

書いてあることは当たり前の内容ですが、開業して８年目を迎えてやっと、実行してくれていることを感じることが多くなりました。

０歳からのムシバ０宣言を周知し、地域の皆様に浸透し、妊娠発覚時からできる赤ちゃんのムシバ予防について情報発信してきたいと思っており、２０２４年３月から『ママとこどものはいしゃさん』のグループの考えに賛同し入会しました。

先日看板も一部修正しました。

可愛らしいロゴで、少しでもお子様が通いやすくなるように努めたいと思います。

長文になりましたが、このような私の理念をご理解いただける患者様には是非続けて、何歳からでも始められるムシバ０宣言に協力して頂けると嬉しく思います。

ムシバ０宣言については、また詳しく長文を書かせて頂きたいと思います。

最後まで読んで頂いてありがとうございます。