3Dプリンター&CADソフト導入☆歯科医療のデジタル化について

こんにちは、神保町タワー歯科・矯正歯科の越智です。

 

夏の厳しい暑さもすこし落ち着いたように思える今日、みなさま如何お過ごしでしょうか。

 

本日は歯科業界におけるデジタル化について少しお話をさせて頂きたいと思います。

当院では、昨年から3Dスキャナー、セレックシステムを導入し、即日セラミック修復等を開始し始めました。

 

『模型レス』といって、模型を実際に作製せずにセラミック冠を作製することが可能になりました。

お口の中のスキャンデータを用いて、仮想データ上で模型を作製し、データ上でセラミック冠の設計を行い、セラミックブロックを削りだして、窯で焼く、という作業を行います。

 

従来掛かっていた、時間とコストを大幅に削減できる為、とてもメリットのある手法だと思います。

適合精度も全く問題ありません。

 

また、矯正用の3Dスキャナーを導入して半年が経ちますが、このスキャナーの精度も非常に高いです。

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ぶろぐ

そういった歯科臨床における3Dの恩恵はとても大きいことを実感じております。

そこで、当院では新たに、3DプリンターとCADソフトを導入致しました。

 

これらをうまく活用することで、時間とコストを削減し、より精度の高い歯科治療を行う一助になることと思います。

具体的には、矯正の診断&矯正用装置の作製や、インプラントの診断&インプラントの手術用のステント(ガイド)の作製を行うこが可能となります。

 

また、患者さまのお口の中の情報をすべてデジタルデータで保管し、必要な場合には模型として3D化することもできます。

従来、石こう模型を医院管理していたのですが、これらを劣化しなよう、大量に長期保管するには大変な努力が必要でした。

 

今後も時代とも進化し続ける歯科医療の恩恵を少しでも地域医療に還元できるよう、努めて参りたいと思います。

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