院長活動報告2023.6-7①★日本顎咬合学会参加&学会発表
こんにちは、神保町タワー歯科・矯正歯科院長の越智です。
最近、私のブログをみました、という患者様が何名かいらっしゃいました。
ブログの反響はあまり感じたことがないのでとても嬉しく思いました。
バタバタした日が続くとどうしてもさぼりがちですが、初心に戻って、しっかりブログも書いて、私の考えを発信しようと思います。
神保町タワー歯科・矯正歯科の公式インスタグラムにはこまめに活動報告を行っております。
是非フォローをよろしくお願いいたします。
https://www.instagram.com/jimbocho.tower.dc/
日本顎咬合学会 学術大会総会 参加
日本で最も歯科関係者の会員数の多い学会の学術大会総会が東京国際フォーラムにて4年ぶりに開催されました。
全国から歯科関係者が集まり、懐かしい人にも多く会えましたし、新しい出会いも多くありました。
やはり対面で皆様とお会いできるありがたみを感じます。
当院からは小笠先生と田中先生と、大谷先生と私4人で参加しました。
学術発表
昨年に引きつづき、大谷先生と共に学術発表を行ってきました。
人前で発表することで、自分の知識が整理され、また治療内容の客観性が問われます。
治療の記録を正しく撮り症例をまとめることで、患者様にも、術者自身にも、歯科界にもメリットがあることと思っております。
当院では口腔内カメラを使用しない日はありません。
患者さまも口腔内での変化を客観的に記録し、歯茎の状態や、治癒経過、咬合の変化等々考察することができます。
また、一人の歯科医師の眼だけでなく、他の歯科医師と共に共同診断することによって、いろいろなトラブルを回避することが可能となります。
大谷先生は、インプラント治療を行う前に、矯正治療を行うのか行わないのかによってインプラントポジションはことなること。かみ合わせが悪くて歯を失ったのであれば、かみ合わせを治して、インプラント治療することが望ましい、という症例報告を、症例を通して分かり易く発表していました。
審査委員にもとても褒められていて、私も誇らしかったです。
これからの新しい矯正治療に関する考え方
今回、私は矯正治療戦略におけるパラダイムシフトというタイトルで発表させていただきました。
治療は矯正専門医が行うべきだ、という時代から、一般歯科治療の知識を組み込んだ、より患者様目線の矯正治療、ということが昨今注目され始めております。
今回なんとも歯科専門誌デンタルダイヤモンド社の山口編集長が私の発表に足を運んでくださいました。
もともと一般歯科治療を10年経験した私は、いまでは矯正治療が最も好きで得意な分野となりました。
歯科医師のなかでも珍しい経歴だと思いますが、この経験を生かした治療戦略は、最も患者様目線の優しい治療であると自負しております。
その功績を認められ、インビザライン社公式のインビザラインドクター育成プログラムの講師を拝命いたしました。
その詳細については後日お話させていただきたいと思います。