インプラントの成功と失敗について☆高い成功率を維持する為の評価方法について☆

こんにちは、神保町タワー歯科・矯正歯科の越智です。

 

私の思う、インプラントの成功と失敗について、もっとも分かりやすい判別基準は

『インプラントと骨がくっついているか』

 

ということだと思います。

 

ではその評価をどのように行うことができるか。

 

1、レントゲンを撮影して、インプラントの周りに骨があるか確認する(場合によってはCTも有効)

2、インプラント周りの歯ぐきに炎症がないか確認する(歯ブラシしてて血がでてたりすると危険信号です!)

3、インプラントの上の歯を触ってみて痛みがないか確認する(そもそも痛みがあれば噛めませんが)

4、インプラントが揺れていないか確認する(インプラントと骨がくっついていても中ねじが緩んでいる場合もあります)

 

どれも重要な項目ですが。

1から4の項目をチェックして問題なければ概ね問題ないのかもしれませんが。

 

今回当院では、オステルという装置を用いてインプラントと骨の結合度合いを数値化して評価しております。

オステルという装置は、インプラントにストレスを掛けることなく、インプラントと骨の結合具合を数値化できる優れた装置です。

装置から磁気を発しインプラント体の共振周波数を測定するものです。

 

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この数値は、インプラントを入れて、その後歯を入れる時期についての大きな目安となります。

患者さまは一日でも早く噛めるようになることを望んでおります。

 

一般的には、歯科医院はリスクを恐れ、待てば待つだけ安心、ということで手術後歯を入れるのを後延ばしにしがちですが。

 

この数値が70を越えているようであれば、インプラントを植えたその日に仮歯を入れることも可能です。

また本歯も3か月後には入れることも可能です。

 

インプラント治療は時間がかかるという常識はもうじき無くなってくるように思います。

もちろん、骨質が租造である場合や、骨の量が極端に少ない場合は時間も掛かるケースもございますが。

 

また、本歯を入れるまでの間も、この数値を経時的に記録しておくことが、インプラントの成功率を高める上で重要かと思います。

 

 

当院では歯科用CTをはじめ、安全にインプラント治療を行えるよう万全の態勢を整えております。

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