ミニインプラントを用いた部分矯正について☆矯正手段は様々
こんにちは、千代田区・神保町タワー歯科の越智です。
本日は部分矯正について。
部分矯正も様々な用途がありますが、今回は、『抜けてしまった歯を長年放置してしまった場合』にインプラント治療を行う前に、傾いた歯をもとに戻す部分矯正について。
抜けた歯をそのまま放置すると、抜けたスペースに周りの歯が倒れ込んできます。
きちんと治療する場合、部分矯正を行ってから治療をすることが望ましいです。
もちろん、部分矯正をせずに治療することも可能です。した場合、しない場合の費用と期間と、将来どのような差が出るかを説明して、患者様のご意向を伺ってから、治療計画を立てていきます。
また、矯正の手段も様々です。
目的は歯を動かすこと。手段は様々です。
この症例は患者さまとの協議の結果、②を一度選んだのですが、装置をなくしてしまい、③をすることになりました。
歯は、力を掛ければ動きます。
その際に掛ける力の大きさと、その固定源をどこにするかが重要です。
ミニインプラント矯正は、動かしたい歯のみをしっかり動かすことが出来る為、とても便利です。
ミニインプラントを打つ際も麻酔をする為痛くありません。麻酔が切れても痛くありません。
倒れた歯を起こした後に、インプラントをいれて、骨とくっつくのを待ってインプラントの上に歯を入れます。
その後、ミニインプラントは除去します。
このミニインプラントは骨とくっつくことはありませんが、一時的に骨の支えを得て、仕事をすることが出来ます。
この性質を利用して、仮歯のような使い方が出来る、仮インプラントというものもあります。
治療期間も歯抜けでは困る!という問題があるときに活躍することもあります。
ある『目的』を達成するための『手段』は様々です。
こんなことは出来ないのかな?という疑問や質問がございましたら、お気軽にご相談ください。
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