プラークコントロールとは!!?正しい歯の磨き方について☆

こんにちは、千代田区・神保町タワー歯科の越智です。

普段から、なるべく専門用語を使わずに、分かりやすい表現で治療の説明や、痛みの原因などを解説させて頂くことを心がけております。

 

今日は、とても重要であるにも関わらず、意外知らない方も多い

正しい歯の磨き方について

お話させていただきたいと思います。

 

まず、歯ブラシの目的は何か!???

簡潔に申し上げますと・・・・

バイオフィルムの除去です!!

いきなり、専門用語ですね。失礼しました。

バイオフィルムとは・・・

お風呂のヌルヌルや、台所のヌルヌルと同じです。

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細菌が、水気のあるところで繁殖し、細菌が生きるためにつくられた、バリアーです。

 

このヌルヌルの除去方法ですが、水で流すだけでは取れません。

ティッシュでもいいので、直接バイオフィルムに触れて、拭いとることが重要です。

ただ、頑張りすぎて、ゴシゴシしすぎてもいけません。

水場のヌルヌルを除去するのに、金タワシを用いませんよね?

金タワシでゴシゴシすると、シンクや、お風呂のタイルに細かい傷がつきます。

金タワシでなくても柔らかいスポンジブラシで軽く拭ってもこのヌルヌルは除去できます。

 

お口の中のヌルヌルのことを、『デンタルプラーク』と呼びます。お口の中のバイオフィルムと同義です。

歯の表面にあり、よくよく見ると、白いヌルヌルがあります。

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このヌルヌルを耳かき一杯分集めると一億を超える菌がいると言われております。

このヌルヌルは除去しても、またすぐに溜まります。

このデンタルプラークを毎日除去して、健康な歯と歯茎を保つことを『プラークコントロール』といいます。

 

プラークコントロールを徹底するには、正しい歯ブラシの扱い方の習得が必要です。

 

正しい歯ブラシの仕方について

いかに効率よくお口のなかのヌルヌルを除去するかが、歯ブラシにおいて重要です。

強い力は必要ありません。

台所のお掃除をイメージしましょう。

 

 

 

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グーで握るとすぐに毛が開いて、歯磨き効率が悪くなります。

45°は重要です。皆さま、歯の表面を磨くのは上手ですが、歯と歯茎の境目を磨くのが苦手です。

細かく磨くとこは大切です。床を雑巾で拭くときも、拭く幅が大きいよいも小さいほうが、細かい汚れを取れますよね。

 

あと、消しゴムというものは、角が磨きやすいですよね。圧を掛けやすいところが効率よく磨けます。

歯ブラシを四角い消しゴムと見立てて、エッジをきかせて歯ブラシすると、より効果的です。

ただし、固い歯ブラシはさけてください。

柔らかい歯ブラシで、歯肉を傷つけないように、丁寧に磨きましょう。

 

『ながら磨き』といって、何かをしながら磨くと、長時間磨けます。テレビを見ながら、お風呂に入りながら・・・

『磨いている』と、『磨けている』は異なります。

 

歯並びがよくて汚れが付きにくい方と、歯並びがうまくならんでいない方では、歯ブラシの難易度は異なります。

また、ブリッジが入っている人、いない人でも何度は違います。

 

難易度の高い部分は補助器具も効果的です。

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当院では、その人その人にあった歯ブラシ方法を提案させていただきます。

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背面からみて、毛がはみ出てきたら歯ブラシの交換時期です。

毎日の歯ブラシを正しく行い、お口の中のヌルヌルを効率的に除去しましょう!

 

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