FIDIインプラントセミナー☆すぐに咬めるインプラント治療を目指して
こんにちは、神保町タワー歯科・矯正歯科 院長の越智です。
先日いよいよ、FIDIインプラントコース、10期生がスタートしました。
ずっと参加したかったのですが、やっと参加することが出来ました。
先日『最新の口腔がんの診断と治療』学術講習会を受けた場所とたまたま同じでしたが、降りる駅が違いました。
半蔵門駅に素適な石絵があったので、ご紹介します。趣があります。『いとをかし』ですね。
FIDIというグループのコンセプトとして、『4S』というのもがあります。
SIMPLE・・・術式、治療計画がシンプルであること
SMALL・・・低侵襲であること
SHORT・・・治療期間が短いこと
SAFETY・・・安全であること
これらは、すべて患者様目線で、早期に噛めるインプラント治療を実地することを優先して考えられております。
また、なるべく治療期間も苦痛がないように、入れ歯は用いないように、固定式の仮歯で過ごせるように設定したり、最終的には抜かないといけない歯でも、治療期間中は利用したりします。
1本のインプラント治療を行う場合(矯正も同じかと思いますが)、10の歯科医院で、相談をされたら、10通りの治療期間、費用提示が存在します。また仕上がりも10医院それぞれ違うと思います。
使うインプラントの材料、作製する技工所、また、インプラントの角度、深さ、長さ、術者の技術等々、10人の歯科医師がインプラント治療を行うと、すべて結果は微妙に異なります。
こんなことを言うと、どこで治療したらいいのか迷うかと思います。
結局、人と人との信頼関係がないと、どんな治療も成り立たないと思いますので、信頼できる診療所で治療されることをお薦めします。
話がそれましたが、FIDIの4Sを読み解くと、『自分が受けたいインプラント治療』です。
セミナーの中でも、何度も何度も、『自分が患者だったら・・・』というフレーズが飛び交いました。
治療内容によっては、選択肢を患者様にお伝えし、ご自身で選ぶことも可能かと思いますが。
歯がないところをインプラントで治す!と決めたあとの細かい選択基準等は術者に任せるしかない部分もあるかと思います。
その術者に任せるしかない部分がとても重要だと思います。
保守的な考えが高い術者は、治療期間、インプラントにストレスを掛けることを嫌がりますが、FIDIでは可能であれば、即日噛めるように仮歯を入れることをすすめます。
歯抜けだと、困るし、患者様は早く噛みたいであろう。
と、シンプルにそういった理由で、即日仮歯を入れるようにする為の必要条件を学びます。
こういった、学びが多く、とても勉強になるセミナーでした。
9回コースのうち、2回が終了したのですが、早速、今日からの臨床に生かせることも多々ありました。
今後も勉強を重ね、より高い技術を知識をもって、よい治療を行えるよう精進していきたいと思います。
患者様に優しいインプラント治療の神保町タワー歯科・矯正歯科のHPはこちらから☆