未病への取り組み☆歯の欠損ドミノをどこで食い止めるか!??
神保町タワー歯科の歯医者の越智です。
本日は未病への取り組みについてお話させて頂きたいと思います。
未病とは、未だ病気でない、病気です。
また、病気ではないけれど、健康でもない状態です。このまま放置すると病気になりうる状態です。
未病を防ぐには、歯を大切にすることが実は重要なのです。身体の健康はお口の健口から!と私はよく言いますが。
歯と全身疾患の関係があることは最近いろいろなところで取り上げられるのを目にすることが多くなって参りました。
たとえば、歯周病と糖尿病の関係や、歯周病と心疾患との関係。また、残存歯数と認知症の発症リスクなども検証されております。
健康長寿社会に寄与する歯科医療・口腔保健のエビデンス 2015(日本歯科医師会)
また違う角度より。
下のはFIDI(後述)が提唱する『歯の欠損ドミノ』のです。
ドミノの始まりは、う蝕(虫歯)→歯周病と始まります。オレンジ色から赤にかわるところに『咀嚼機能低下』とあります。
咀嚼低下以降、死と直結するような病気も引き起こすようにドミノは倒れていきます。
上記ので重要なポイントは左の赤い矢印、『過大な力』です。
咬むときには100Kg以上の付加が掛かる歯をどう守るか、つまり、咬み合わせをどう設計するかも重要なポイントとなるのです。
当院ではただ、虫歯を治すだけでなく、生涯ご自身の歯で咀嚼できるように、将来を見据え歯科治療を行います。
以下、FIDIのHPです。
超高齢社会を迎え、われわれ歯科従事者ができることをもっと追究し、社会貢献できるよう、成長して参りたいと思い、H29年3月からのFIDIのセミナーにエントリーしました。
FIDIのHPで紹介されている、『歯の欠損から始まる病気のドミノ』は当院の待合室にも置いてあります。
是非お時間のあるときにご一読くださいませ。
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